【観葉植物・エアプランツ】ライトと光合成と飼育の基本

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屋内園芸の観葉植物・多肉植物・エアプランツ基本

該当する植物

  1. 一般的な観葉植物(葉があるもの)
  2. 多肉植物
  3. サボテン
  4. エアプランツ(緑・銀)

上記の植物たちの育成に必要なもの

  1. 光(光合成)
  2. 室温(環境1)
  3. 湿度(環境2)
  4. 水遣り(土水・葉水)

植物の育成に共通する光合成のお話し

よく「植物を育てるためのライト」(LEDが多い)がありますが
必ずしも必要なものではありません。

光合成に必要な光の種類は『可視光』です。

つまり人が見て「光ってる」と認識できる光なら光合成はできます。

多いのが、

「日当たりの悪い屋内だと光合成がしにくい」

などと語るサイトや業者がいますが、
室温や湿度の管理がしやすく光の調節も簡単な屋内のほうが、
光合成を含めて観葉植物のような輸入植物には最適です。
※ゆえに「観葉植物」なのです

今回は植物が育つ時にもっとも理解が浅くなりがちな、
植物が光合成する仕組みから簡単に解説します★

光合成はどのような光を使っておこなわれるのか?

光合成において使うことができるのは
主に可視光といわれる人間の目に見える光です。

光には可視光以外に赤外線、紫外線といったものがありますが、
これらは、普通の光合成に使うことができません。

基本的にどのような光を使えるかは、
光合成色素がどのような光を吸収できるかによって決まります。

陸上植物ではクロロフィルが可視光線を吸収しているのですが、
バクテリオクロロフィルは赤外線を吸収するため、
バクテリオクロロフィルを光合成色素として持つ光合成細菌では、
赤外線を使って光合成を行なうことができます。

基本的に陸地に生えている植物は
クロロフィルのみかクロロフィル主体(つまり可視光線)で
大丈夫だと思って構いません。
※変異種は除きます

太陽の光は可視光を含みますから、当然、光合成に使われます。

別に直射日光でなくても構いませんし、
曇り空からの光でも光合成は進みます。

電球や蛍光灯でも充分強ければ大丈夫です。

非常に明るい環境を好む植物の場合は、室内では栽培しづらい
ということはありますが、
その場合でも、原理的にはたくさん電球をつけて明るくしてやれば
きちんと光合成をするはずです。

さらに、最近は発光ダイオード(LED)を使って
野菜を栽培するなどということもなされています。

ただし、蛍光灯やLEDの場合は、光合成は問題なく行なえても、
光の波長に偏りがあるので、植物の形などは若干、
自然環境のものとは異なる場合があります。

園芸に人工の光を使う場合、変形や偏りのリスクだけはありますが、
農業など規格がある場合と盆栽などテンプレートな成長が必要なレアケース以外、
室内の明かり(+植物によっては普通のライトスタンド)があれば
充分に光合成をおこない成長すると言えるでしょう★

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