【2ch怖い話ゆっくり実況】きさらぎ駅
【Studio風鈴亭オカルトFile78】調査ファイル詳細
◆きさらぎ駅-具体的な調査と情報◆
初出は2ちゃんねるのオカルト板のとあるスレに、2004年1月8日23時過ぎに、Aさんと名乗る女性によって書き込まれた「気のせいかも知れませんがよろしいですか?」という相談が全ての始まり。
普通に電車で帰宅していたはずが、存在しないはずの無人駅に降り立ってしまったというAさんに起こった一連の不可解な出来事に、スレの住民が応じる形で、約4時間に渡り彼女の周囲の実況が行われた。
◆2004年1月8日23時14分◆
Aさんが、静岡県浜松市に実在する新浜松駅(遠州鉄道)から23時40分の電車に乗車し、静岡県の某私鉄(遠州鉄道?)を使い、帰宅していた。普段通勤に利用している電車が、20分以上もの間走り続けており、周囲の乗客も眠っているという奇怪な状況におかれていると言う。その内、電車は停まり、思わずAさんが下りた駅は、実際に存在しない『きさらぎ駅』であった。人はおらず、駅を出ても草原と山しか見えなかったという。公衆電話もタクシーも見当たらず、110番通報してもいたずら電話と相手にされないので、線路を歩いて帰ることにした。遠くで太鼓と鈴などの祭り囃子?が聞こえ、歩く途中で『伊佐貫』という名前のトンネルにさしかかったが…。
以下詳細
Aさんが消息を絶つ直前に書き残した地名は『比奈』という静岡県富士市に実在する地名である。
しかし、深夜3時44分の書き込みを最後にAさんが現れることは一切無く、彼女の降りた『きさらぎ駅』は都市伝説と化した。また、後日談として、2011年6月30日、都市伝説を集めているサイトのコメント欄にAさんを名乗る人物から、7年ぶりに普通の世界に帰ることが出来たという書き込みがあった。
◆2011年8月2日22時29分◆
その帰還コメントが書かれた2か月後、とある掲示板にてBさんが東西線に乗り、寝過ごしてしまった結果、『きさらぎ駅』に着いたと呟いた。Aさんとは異なり、Bさんは画像をいくつか添付した。
それらを検証した鉄道オタクたちがいた。
投稿画像から抜粋
その後、2012年8月に『きさらぎ駅』に着いたという呟きがあった。
しかし、今回は画像が一枚も無かった上に、全体的に雑だったため、釣りと断定された。
このように、2011年のもの以降、『きさらぎ駅』は夏の風物詩のように、
その奇妙な無人駅に行ってしまった人の体験談が語られることが多くなった。