【観葉植物神話】園芸神話-オリーブの物語り【AI専攻は植物好き】

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オリーブの木の花言葉は「平和」と「知恵」

幸せを呼ぶとされるオリーブの木には、幸せを象徴する2つの花言葉がつけられています。

今回はオリーブの木の花言葉と、
その由来についてご紹介します。

秘められた歴史を紐解いてみましょう!


オリーブの木の花言葉は「平和」と「知恵」

オリーブの木の花言葉には、「平和」と「知恵」の2種類があります。

どちらも幸せを呼ぶ木にぴったりの花言葉ですが、その由来まではあまり知られていません。

2つの花言葉の由来や歴史について、詳しくみていきましょう。

「平和」は旧約聖書に由来する

平和の象徴となったオリーブ

ノアの方舟、という言葉をご存知の方も多いのではないでしょうか?

これは旧約聖書「創世記」に記されている有名な物語です。

オリーブの木の花言葉「平和」は、この物語に由来しています。

ハトのくわえたオリーブで地上の平和を知る

その昔、神は人々の悪行に怒り、地上を洪水で滅ぼすとノアに告げます。

神に、家族とすべての動物のつがいを乗せる舟の建造を命じられたノアは、
「ノアの方舟」を建造し、洪水を生き延びます。

40日後、ノアが地上にハトを放つと、
舞い戻ったハトは口にオリーブの若葉をくわえ戻ってみました。

オリーブの若葉をみたノアは、洪水が鎮まり、地上に平和が戻ったことを実感するのです。

平和の象徴となったオリーブ

この物語のハトが持ち帰ったオリーブの木は、
平和の象徴として人々から親しまれるようになります。

現在でも、その平和の精神を尊重して、ギリシャやイスラエルの国旗や、
国連の国花にも用いられています。

「知恵」はギリシャ神話から伝わる

アテナが植えたオリーブは「知恵」の象徴

もうひとつの花言葉である「知恵」は、ギリシャ神話に由来します。

ギリシャの神であるアテナとポセイドンは、ひとつの都市の支配権を争っていました。

争いを知った全能の神ゼウスは、2人のうち、
より人々にとって役に立つ贈り物をしたものに、都市を与えると伝えます。

アテナが植えたオリーブは「知恵」の象徴

ポセイドンは戦の役に立つとして、人々に「馬」を与えました。

一方のアテナは、
その果実が食事や薬の材料として人々を救う「オリーブ」を植えました。

人々はアテナの贈り物を支持し、アテナに都市の支配権が与えられたのです。

アテナが人々に贈ったオリーブは、
さまざまな用途に使える「知恵」の詰まった贈り物。

オリーブの木はこの物語にちなんで、「知恵」の象徴として広く知られることになります。

オリーブの木を「勝利」の象徴としても用いる

また、アテナに与えられた都市は、アテナイ(現在のアテネ)と名付けられ、
古代オリンピックの発祥地としても有名です。

オリンピックの勝者に、
オリーブの冠が与えられるのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

あのオリーブも、アテナの祭でおこなわれた競技で、
勝者に与えられていたことにルーツを持ちます。

そのため、オリーブの木を「勝利」の象徴として用いる場面も多く、
現在もオリンピックなどで使われています。

人と共に最も長い歴史を刻んできた生物である植物。

ほんのわずかな生活空間で同居できる観葉植物の中でも、
私はサンスベリアと並んでオリーブもイチオシです♪

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