エアプランツ・エアープランツは
根元の部分が腐ると性質上、リカバリーや取り返しがききません。
まずは、簡単に理解できる注意点をザッと語った上で、
末尾に詳細なお世話の仕方を説明します。
エアプランツを枯らさない方法
ここからは管理人の経験からエアプランツを枯らさない方法についてご説明します。
エアプランツは蒸れに非常に弱い性質があります。
エアプランツのような表面にトリコームと呼ばれる小さな白い毛がいっぱい生えている種類は要注意です。
このトリコームが生えている理由としては、もともと乾燥地帯で育ってきたことが影響しています。
乾燥した気候の元ではできるだけ水分を葉の表面から取り込もうとしますので、毛がたくさん生えているのです。
また、このトリコームによって強い日差しを遮る役割を持っていることも重要です。
つまり、エアプランツは風の強い乾燥した日差しの強い環境で生きてきたということがわかります。
ここから推測するに、エアプランツが枯れてしまう条件は次のどちらかになります。
【エアプランツが枯れる理由その1】
・水をたくさんやって、日差しにあててしまった
トリコームを蓄えているようにエアプランツが水が好きなことはわかりますよね。
そのため、水やりはきちんとやりますが、その際水切りをしっかりすることが重要です。
エアプランツの形状を見ていただくとわかるようにつぼみ型をしています。幾重にも葉が重なった状態になっていますので、この中に水が溜まってしまうことが一番の問題です。
水が溜まった状態で強い日差しに当ててしまうと、
肉厚で水分を身体に溜め込みやすいエアプランツは1日でふやけて蒸れてしまいます。
よくレースのカーテンごしなら大丈夫という方がいますが、
水やり直後はレースのカーテンごしでも
直射日光に当てないようにしてください!
葉が重なったり水がたまりになっているところが加湿されて蒸れてしまいます。
そして、エアプランツは基本的に屋外を好む植物と管理人は認識しています。
屋外と屋内の違いは風があるかどうかということです。
この通風という点において室内は最悪の環境でして、
エアプランツを育てるのは非常に難しいと思います。
とにかく水やり直後はエアプランツがいる部屋に
風が入る通るように換気をしましょう(二箇所は通風させましょう)。
さて、以上のことからエアプランツを枯らさない方法は次のようになります。
【エアプランツを枯らさない方法その1】
・水をやったらしばらく逆さまにして水をすべて排出する。日に当てない。
・風に当てる。
続いて蒸れとは別の枯れる原因です。
【エアプランツが枯れる理由その2】
・水やりを怠った
最近はエアプランツも水が大好きだということは認知されてきたいように思いますが、
今でもエアプランツは水がなくても育つと勘違いしている方が多くいるようです。
エアプランツという言葉が一人歩きしている感じですが、
エアプランツも水が大好きな植物です。
水やりの方法としては2,3日に一度霧吹きで表面を湿らせ、
月に1度完全にソーキングさせます。
ソーキングとは水の入った容器に6時間以上ひたすことを言います。
気をつけなければいけないのは、エアプランツに霧吹きで水をかけたり、
ソーキングしたときは必ず水切りをして、日に当てないことです。
レースのカーテンごしであったとしても日に当てる際は
完全に水切りをしてからにしましょう。
そして、通風です。風が部屋を循環する時間を多く作りましょう。
【エアプランツを枯らさない方法まとめ】
・2,3日に1度霧吹きで表面を濡らす
・1ヶ月に1度ソーキングでたっぷり水をやる
・直射日光をさける
・屋内で育てるなら換気をこまめにする
以上、エアプランツを枯らさず育てる方法でした。
何度も言いますが、エアプランツを枯らさないためには適度な水やり、
そして風に当てることです。
エアプランツが育ってきた環境を想像して、
最適な環境を作ってあげてください。