2026年の「お金の不安」とどう付き合うか
「収入は前より増えているはずなのに、
なぜか毎月の余裕だけが戻ってきませんでした。」
特別な出費をした記憶はありません。
生活水準を上げたつもりもなく、贅沢もしていない。
それでも、通帳の残高を見るたびに、
何かが静かに削られている感覚だけが残っていました。
2026年も続くお金の不安と物価高|宇宙ビジネス・防衛費から考える家計と投資の整理
2026年も続く物価高とお金の不安を、宇宙ビジネス・防衛費・日本経済の動きからやさしく整理。
外貨定期・新NISA・オルカンを使った現実的な家計と投資の考え方を解説します。
2026年の「お金の不安」とどう付き合うか
物価高と宇宙ビジネス、防衛費、そして私たちの外貨×インデックス投資

2026年のお金の不安と物価高
💭 なぜ2026年も「お金の悩み」がトップなのか
2026年の生活者アンケートでは、不安のトップは
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1位:物価高 48.4%
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2位:自分の健康 47.7%
と、他の項目を大きく引き離しています。
一方で、FP(ファイナンシャルプランナー)200人調査では、
「世帯収入は増えると思う」が半数以上
それでも 7割以上が「家計は良くならない」 と回答
という、ちぐはぐな結果も出ています。
📌 ここから見える現実はシンプルです。
「給料は少し上がるかもしれない。でも物価上昇ペースのほうが速いから、手元は楽にならない」
この前提を直視した上で、
「自分の家計」と「世界のマクロ」をどうつなげて考えるかが、2026年以降の大きなテーマになってきます。
🚀 宇宙ビジネスと防衛産業は“遠い話”ではない|2026年
🛰️ 数十兆円規模に育つ「宇宙ビジネス」
世界の宇宙ビジネス市場は、すでに数十兆円規模まで成長してきています。
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日本でも宇宙関連のスタートアップが上場し、
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宇宙関連上場企業6社の合計時価総額が約4,000億円に到達
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ロケット、衛星データ、宇宙輸送、地上インフラなど、すでに一つの「産業」として成立
証券会社や運用会社も動きが早く、
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「宇宙ビジネス」をテーマにした投信
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例:eMAXIS Neo 宇宙開発 など
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純資産総額が400億円を超えるものもあり、
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個人投資家の関心も継続しています。
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証券会社の公式メディアでも、
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H3ロケット
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民間ロケット打ち上げ
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小型衛星・衛星データ
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宇宙インフラ・宇宙輸送
といった内容が、特集ページとして組まれるようになりました。
🛡️ 防衛費増額と「防衛産業」という新テーマ
同時に、日本は防衛費を大幅増額する方針を取り、
メディア・証券会社は「防衛産業」「防衛関連株」を新しい成長テーマとして取り上げ始めています。
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自衛隊装備の更新
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サイバー防衛
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ミサイル防衛システム
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同盟国との共同開発
など、ニュースでも見かける話題が、
実際には企業の売上、株価、税金、将来の社会保障にまで波及していきます。
🔍 でも「テーマ株に飛びつく」だけだと危険
ここでの世の中の解説は、だいたいこの流れになりがちです。
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宇宙関連株○選
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防衛関連株○選
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宇宙・防衛テーマ投信を今すぐチェック!
つまり
「銘柄列挙」か「テーマ投信の宣伝」に寄りがちです。
でも本当に知りたいのはそこじゃないはずです。
🌐 宇宙・防衛ニュースは「株を買う話」ではなく「生活・物価・日本円の話」
ここからが本題です。
「宇宙/防衛って、私たちの生活や物価、日本株インデックスにどう効いてくるの?」
この視点が完全に抜け落ちていることが多いのです。
🛰️ コンビニ・天気予報・物流…日常生活は「宇宙ビジネス」に支えられている
宇宙ビジネスは、
「ロケット打ち上げ」や「宇宙旅行」の話だけではありません。
📦 私たちの生活と直結している分野だけでも、これだけあります。
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コンビニの物流ルートの最適化
└ 衛星データ・位置情報の活用 -
天気予報・災害情報
└ 気象衛星からのデータ -
カーナビ・スマホ地図アプリ
└ GPS・衛星測位システム -
農業・漁業・建設現場の効率化
└ リモートセンシング・衛星画像解析
つまり宇宙ビジネスは、
「私たちの日常を“静かに下支えしているインフラ”」
であり、
その成長は日本株インデックス全体の底上げにもじわじわ効いてきます。
🛡️ 防衛費増額は「税金・社会保障・日本円の将来価値」の話でもある
防衛費が増えるということは、
国の支出の配分が変わるということです。
📌 シンプルに言うと…
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防衛費を増やす
→ どこかの予算を削る or 税収を増やす or 国債で借りる
長期的には、
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増税の可能性
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社会保障の調整(年金・医療)
-
国債残高=日本円の信頼度
に影響してきます。
宇宙・防衛=「テーマ株を買うかどうか」の前に、
「日本という国の支出と将来の税負担、日本円の価値をどう見積もるか」
という視点で捉え直したほうが、
長期の資産形成では役に立ちます。
🏦 2026年版:「個人年金×iDeCo×新NISA」の役割整理
2026年時点のプロのFPの解説や経済専門家の記事を見ていると、
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個人年金保険
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iDeCo(イデコ)
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新NISA
を組み合わせて、
「**老後資金の不足額を“見える化”する」**という提案が増えています。
さらに、金利正常化の流れの中で、
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定額型保険の予定利率の見直し
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一部の保険商品の条件改善
といった解説も出ています。
ここで、私のポートフォリオ(資産形成の具体的実例)の現状と照らすと、かなり筋の良い構成になっています(※個人の解釈を含みます)。
💼 「外貨定期×新NISA×オルカン一本」という現場モデル
私がすでに実行しているスタイルは、こう整理できます。
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外貨定期預金(ドル・ユーロなど)
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新NISA
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投資信託は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(ほぼ)一本
この組み合わせは、実はかなり「教科書的に強い」構成です。
✅ 良いところ(メリット)
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外貨定期で「日本円だけ」のリスクを減らす
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日本の防衛費・少子高齢化・財政赤字など、
将来的に「日本円の価値」がどうなるか不安な中、
ドル・ユーロなどの外貨に一部を逃がしているのは強みです。
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新NISAで投資枠+非課税メリットを最大化
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長期で積み立てる前提なら、
新NISAは「老後用のマネーマシン」を作る装置です。 -
ここでオルカン一本に絞っていることで、
「テーマ株の当たり外れ」に振り回されません。
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オルカン一本=宇宙・防衛・AIなど“世界の成長テーマ”を自動で拾う
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宇宙ビジネス、防衛産業、AI、再エネ…
→ 個別にテーマ株を選ばなくても、
世界株インデックスの中で“勝った企業”だけが比率を増やしていく -
「どのテーマ株を買うか」ではなく、
「世界市場が選んだ勝者に、自動で乗せてもらう」という発想。
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⚠️ 注意点・デメリットも正直に
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外貨定期預金は「金利は高いが、為替リスクはそのまま」
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ドル金利・ユーロ金利が高くても、
円高に振れれば円換算でマイナスになることがあります。 -
「3か月~1年単位での為替変動に一喜一憂しすぎない」が前提条件。
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オルカン一本でも「株の下落リスク」は避けられない
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全世界株だからといって、
リーマン級・コロナショック級の下落がゼロになるわけではない。 -
ただし、
「国もテーマも分散された世界レベルの落ち込み」で済むという意味で、
個別株よりははるかにマイルド。
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個人年金保険は“税制優遇+心理的安心”がメインで、リターンは控えめになりがち
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金利正常化が進んでも、
「高利回り商品」というよりは、貯蓄+保証のハイブリッド。 -
新NISAや外貨運用と比べると、
「増やす力」よりも「減らさない+自動積立の仕組み」と割り切るのが現実的。
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🧮 「物価高1位時代」の家計マクロ設計で不安を解消
ここまでの話を、
2026年の家計全体の視点で整理すると、こうなります。
🧩 ① 物価高に対して:
「節約」だけでなく、“投資の種銭”を増やす固定費見直し
-
通信費・サブスク・保険の重複(または掛け捨てにする)・外食を一部制限などを整理して、
月1万円でも「投資用のキャッシュ」を増やす。
例)
「2026年も物価高が不安1位らしいけど、
うちの家計は固定費をこう変えたら、“投資の種銭”は月1万円だけ増えた。」
この“月1万円”をどう配分するか”が、
これからの資産形成の分かれ目です。
💱 ② 日本円リスクに対して:
外貨定期+全世界株で、「日本だけ」に賭けない
-
外貨定期:
→ 円安・金利差の恩恵+日本以外の通貨軸 -
オルカン:
→ 日本だけでなく、アメリカ・欧州・新興国など世界全体の成長を取り込む。
ここで宇宙・防衛・AI・再エネ…などのテーマは、
「世界インデックスの中で勝った企業」が自然に反映されていくので、
「宇宙&防衛テーマ株に飛びつく前に、インデックス投資家が知っておきたいこと」
として、
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個別テーマ株=アクセント
-
インデックス=土台
という構造を意識しておくと、変なリスクを負わずに済みます。
🧓 ③ 老後資金・年金不安に対して:
個人年金保険×iDeCo×新NISAで「不足額を見える化」
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公的年金の見込み額
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個人年金保険の受取額
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iDeCo・新NISAの想定取り崩し額
をざっくりでもいいので並べ、
「65歳以降、毎月あといくら必要か?」
を一度書き出してみる。
具体例1)100歳まで生きるとして毎月5万足りないなら「5x12x35=2100」で2100万円必要。
具体例2)毎月金利が2万円はいるなら「2x12x35=840」で+840万円の不安が消える。
ここでようやく、
宇宙ビジネス・防衛費・日本の財政・金利…といったマクロニュースが、
「老後の日本円の価値をどう評価するか」
「外貨の比率をどれくらいにするか」
という、個人マネーの意思決定に接続してきます。
🔚 まとめ:ニュースと“自分の財布”をつなげる視点を持つ
2026年以降も、
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物価高
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宇宙ビジネスの拡大
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防衛費増額
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金利正常化
といったキーワードは、しばらく消えそうにありません。
でもそれは、
「テーマ株で一発当てろ」というサインではありません。
むしろ、
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日本円の将来価値をどう見るか
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外貨・世界株をどこまで混ぜるか
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新NISAやiDeCoをどう組み込むか
という、個人のマクロ設計の話です。
「宇宙開発・海底資源開拓・防衛費のニュース=株を買う話じゃなくて、
将来の税金・社会保障・日本経済と日本円の将来価値の話として整理してみた」
このスタンスでニュースを眺めると、
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不安を煽る見出し
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テーマ株ランキング
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派手な短期チャート
に振り回されず、
“静かに効いてくる長期トレンド”だけを、自分のポートフォリオに取り込めるようになります。

2026年のお金の不安と物価高


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