【2025年版】日本の金利転換期到来!預金金利0.5~1.35%の固定預金キャンペーンを比較|賢い預け先とは?
2025年、長年続いたゼロ金利政策に終止符が打たれ、日本国内でもついに預金金利が上昇トレンドに入りました。これにより、一般家庭の貯蓄方法や資産の預け先を見直す動きが広がっています。
本記事では、2025年7月現在の注目固定預金キャンペーンを比較し、金利の背景や選び方のポイントもあわせて解説します。特に、銀行のキャンペーンは“期間限定”で終了してしまうことが多いため、今が見直しのチャンスです。

銀行預金という選択肢
◆ 金利上昇の背景とは?なぜいま預金金利が上がっているのか
日銀は2025年4月にマイナス金利政策を正式に終了し、政策金利を+0.1%へ引き上げました。これはインフレ率が長期的に2%を超えて推移したことが背景です。
その影響で、市中金利も上昇し、定期預金の金利が0.5~1.35%台へと上昇しています。
2023年比で5~10倍の利率が提示されている銀行もあるため、従来の”金利はつかない”という常識が大きく覆されています。
◆ 2025年7月版:主要銀行の固定預金キャンペーン一覧
銀行名 | 金利(年率) | 預入期間 | 条件・備考 |
---|---|---|---|
SBI新生銀行 | 1.35% | 1年 | ネット限定・300万円以上 |
auじぶん銀行 | 1.00% | 1年 | 誰でもOK・スマホ完結 |
あおぞら銀行BANK支店 | 0.90% | 1年 | ネットバンク専用 |
住信SBIネット銀行 | 0.85% | 1年 | スマプロランク3以上推奨 |
楽天銀行 | 0.60% | 1年 | 楽天会員優遇あり |
ゆうちょ銀行 | 0.30% | 2年 | 店頭受付、全国対応 |
※金利はいずれも2025年7月現在。時期により変更あり。
◆ 金利だけじゃない!キャンペーン選びの4つのポイント
1. 信頼性・破綻リスクの少なさ
いくら高金利でも、銀行の信頼性が低ければ預けるリスクが高まります。日本国内の銀行は**預金保険制度(ペイオフ制度)**により、1金融機関あたり元本1,000万円とその利息までは保護されますが、それ以上は補償されません。
特に、あまり知られていない地方銀行や外資系のネット専業銀行などでは、財務体質や経営状況を事前に確認することが重要です。
金融庁の「金融機関の健全性指標」や、格付会社の評価などを活用し、”高金利だけで選ばない”視点を持ちましょう。
2. 途中解約時の条件
定期預金は本来、満期まで引き出さないことを前提とした商品です。
しかし、急な出費や状況の変化で中途解約が必要になるケースも十分にありえます。
銀行によっては中途解約時の利率が著しく低くなる、あるいは金利がゼロになる場合もあるため、申込前に”中途解約時の適用利率”や”手数料”を必ず確認してください。
柔軟性を確保したい場合は、
- 解約時も一定の利息が付与される商品
- 預入期間を短め(6か月〜1年)にする といった対策も検討しましょう。
3. 使い勝手(スマホアプリ・ネットバンキング)
今や多くの銀行がスマホ完結型の申し込み・管理機能を提供しています。
特にネット銀行では、
- アプリ内での定期預金操作(預け入れ・解約)
- 残高や利息のリアルタイム確認
- チャットサポートや通知機能 など、預けた後の管理が非常に便利です。
対して、窓口申し込みを基本とする銀行では、来店が必要なケースが多く、手続きが煩雑になりがちです。
スマートに管理したい方には、アプリのUIや利用者レビューも確認ポイントとなります。
4. キャンペーンの期間と最低預入額
固定預金キャンペーンの多くは短期間限定・条件付きで提供されるため、タイミングを逃すと申込できないこともあります。
特に、以下の点に注意しましょう:
- キャンペーンの終了日(例:2025年7月31日まで)
- 最低預入金額(例:50万円以上、または300万円以上)
- 新規口座開設者限定か、既存顧客も対象か
- 自動継続時の金利はどうなるか
これらは公式サイトのキャンペーン詳細や「よくある質問」欄に明記されていることが多いので、必ず事前に確認し、スクリーンショットで保存しておくのがおすすめです。
1. 信頼性・破綻リスクの少なさ
- 銀行はペイオフ制度で1000万円まで保護されていますが、あまりにマイナーな地方銀行や外国銀行には注意が必要。
2. 途中解約時の条件
- 一部の銀行では中途解約時に「金利ゼロ」になることも。柔軟性を見て選びましょう。
3. 使い勝手(スマホアプリ・ネットバンキング)
- ネット完結型の銀行なら、移動せずに口座開設・預け入れが可能。
4. キャンペーンの期間と最低預入額
- 多くの高金利キャンペーンは「○月○日まで」「50万円以上」など制限あり。見逃し厳禁です。
◆ 実際に申し込んでみた!管理人の体験談【SBI新生銀行】
筆者は2025年6月、話題のSBI新生銀行の年利1.35%キャンペーン定期預金に100万円を預けました。
この高金利は期間限定で、ネット専用の申込に限定されています。
▷ 申込の流れ:スマホ完結で10分
- スマートフォンから公式サイトにアクセス
- メールアドレス登録・SMS認証
- 本人確認書類(マイナンバーカード等)をアップロード
- 口座開設+定期預金申し込み完了
驚くほどスムーズで、郵送手続き不要。デジタルネイティブでなくても使いやすい設計でした。
▷ アプリで可視化される利息と安心感
預金後も、新生銀行アプリ内で利息の累積額がリアルタイムに可視化され、資産の増加がひと目で分かります。
特にインターフェースがシンプルで、「あとどれくらいで利息がいくらつくか」が具体的に表示されるのは初心者にも嬉しいポイント。
▷ 他行宛振込手数料の無料枠が多く、流動性も高い
新生銀行はステージ制度によって、月5回まで他行宛振込が無料になるため、満期後に資金を移す際にもコストがかかりません。
定期預金を預けていても“使いにくい銀行”にならない点が、総合的な評価ポイントになります。
▷ 投資は怖い…でも資産を増やしたい人に最適
「株や投資信託はリスクが怖い」「元本割れは避けたい」と考える層にとって、**1.35%という固定金利は“現実的な増やし方”**です。
特に、
- 高齢者やシニア世代(元本割れせずに利息を得たい人)
- 子育て中の主婦層(時間や手間をかけずに安定して利息を得たい人)
- 一定額の現金を眠らせている人(利息を生まない現金保持、インフレで価値下落)
には、資産を眠らせずに増やす手段として理にかなっています。
◆ よくある質問(FAQ)
Q. 今のタイミングで定期預金に預けるのは遅い?
A. まだ遅くありません。むしろ金利がこれ以上急激に上がるとは考えにくく、”キャンペーン金利”が出揃った今がチャンスです。
Q. 500万円以上を預ける場合、分散した方がいい?
A. はい。ペイオフの関係で1000万円超は1行集中せず、数行に分けて預けるのが安心です。
Q. 利息にかかる税金は?
A. 通常20.315%(所得税15.315%+住民税5%)が源泉徴収されます。
◆ まとめ:2025年は「預金見直し元年」!
預金金利が1%を超える時代が再び訪れた今、眠っている貯金を少しでも増やすチャンスが広がっています。
- 高金利キャンペーンは”期間限定”が多いため、見つけたら即行動
- 比較サイトだけでなく、実際の申込体験や使い勝手も重視
- 安全第一で複数銀行に分散預けがおすすめ
今後も、金利動向や注目のキャンペーンが出た際には、本ブログで随時紹介していきます。気になる方はぜひブックマーク&SNSでシェアをお願いします。
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