銀行振込の宛先を間違えたら返金できる?組戻し手数料と返金までの日数を解説
振込を確定した直後、履歴を見て「口座番号を間違えたかも」と気づくと、
送ったお金が戻るのか不安になります。すでに振込が完了していても組戻しを依頼できる場合があるため、
誤送金に気づいたときの手順と手数料、返金までの流れを確認していきましょう。

銀行振込の宛先を間違えたら返金できる?組戻し手数料と返金までの日数を解説
- 💸銀行振込の宛先を間違えたら返金できる?組戻し手数料と返金までの日数を解説
- 🔍振込先を間違えたら最初に確認すること
- 💡銀行振込の「組戻し」とは?
- 💰組戻し手数料はいくらかかる?
- ⏱️組戻しを依頼すると返金まで何日かかる?
- 👤間違った口座へ入金済みなら受取人の承諾が必要になることがある
- ⚠️組戻しができなかった場合でも手数料がかかることがある
- 🏦口座番号を間違えたら必ず別人へ振り込まれる?
- 📱ネットバンキングで振込先を間違えた場合も組戻しできる?
- 🧾振込ミスを防ぐために確定前に確認したいポイント
- ❓銀行振込の組戻し・誤送金に関するQ&A
- 📌まとめ|振込先を間違えたら早めに銀行へ組戻しを相談しよう
- 🔗関連記事|銀行振込・送金トラブルと手数料の仕組み
- 🔗銀行・ATMでよくあるトラブル対処法まとめ|振込ミス・カード・通帳の手続きを解説
- 🔗資産防衛・防衛実務:リスク分離の章
💸銀行振込の宛先を間違えたら返金できる?組戻し手数料と返金までの日数を解説
ネットバンキングやATMで振込を終えた直後、履歴を見返して「口座番号を間違えた」「別の人へ送ってしまった」と気づくことがあります。
すでに振込が完了していても、銀行へ**「組戻し」**を依頼することで返金を受けられる可能性があります。ただし、通常のキャンセルとは仕組みが異なり、手数料や受取人の承諾が必要になるケースもあります。
この記事では、銀行振込の宛先を間違えたときに最初にすることから、組戻しの仕組み、手数料、返金までの日数、返金できない場合までわかりやすく解説します。
🔍振込先を間違えたら最初に確認すること
振込ミスに気づいたら、まず振込履歴や利用明細を確認しましょう。
確認しておきたいのは次の項目です。
✅振込日時
✅振込金額
✅振込元の口座
✅振込先金融機関・支店
✅振込先の口座番号
✅受取人名
✅受付番号・取引番号
そのうえで、振込を行った金融機関へできるだけ早く連絡します。
ネットバンキングでは振込完了後に画面上から取り消せないことがあります。たとえば三菱UFJ銀行は、受け付けた振込は取消できず、返金を希望する場合は組戻しの手続きが必要と案内しています。
📌振込先を間違えたことに気づいたら、「少し待てば自動的に戻るかもしれない」と様子を見るより、まず振込元銀行へ相談するのが基本です。
💡銀行振込の「組戻し」とは?
組戻しとは、いったん受け付けられた振込について、振込元の銀行から振込先の銀行へ資金の返却を依頼する手続きです。
通常の買い物のキャンセルのように、振込人がボタン一つで入金を取り消す仕組みではありません。
三菱UFJ銀行の振込規定でも、組戻依頼を受けると振込先金融機関へ組戻依頼の電文を送る仕組みが定められています。
🔸振込予約の取消とは別の手続き
ここで区別したいのが、まだ実行されていない振込予約の取消です。
振込指定日前で、銀行のサービス上まだ予約取消が可能なら、組戻しを使わずに取り消せる場合があります。
一方、
振込処理が完了している → 組戻しを相談する
という流れになるのが一般的です。
ネットバンキングやATMを利用した場合でも、まず取引履歴から「予約中なのか」「すでに振込済みなのか」を確認すると状況を整理しやすくなります。
💰組戻し手数料はいくらかかる?
組戻しには、通常の振込手数料とは別に組戻手数料がかかる金融機関があります。
たとえば個人向けの振込では、三菱UFJ銀行の振込組戻手数料は880円(税込)、みずほ銀行も880円(税込)と案内しています。
ただし、金額や手続方法は金融機関・サービスによって異なるため、実際に利用した銀行の最新案内を確認しましょう。
⚠️元の振込手数料が戻るとは限らない
組戻しが成立して振込金が返ってきても、最初に支払った振込手数料まで返金されるとは限りません。
三菱UFJ銀行では元の振込手数料は返却されず、みずほ銀行も振込手数料は返金されないと案内しています。
つまり、
振込金額が戻る=最初に支払った費用がすべて戻る
とは限らない点を覚えておきましょう。
⏱️組戻しを依頼すると返金まで何日かかる?
「今日組戻しを申し込んだら、明日には返金される?」という点は特に気になるところですが、組戻しの返金日数には一律の期間がありません。
振込先の銀行への照会や受取人への確認などが必要になる場合があり、状況によって処理にかかる時間が変わるためです。
特に、すでに相手の口座へ正常に入金されているケースでは、単純なシステム上の取消とは異なります。
そのため、急いでお金が必要な場合でも「○日で必ず戻る」と考えず、組戻しを申し込む際に返金までの目安や現在の手続状況を振込元銀行へ確認するのが確実です。
👤間違った口座へ入金済みなら受取人の承諾が必要になることがある
組戻しで特に重要なのが、すでに振込金が受取人口座へ入金されている場合です。
みずほ銀行は、受取人口座へ入金済みで受取人の承諾を得られない場合、振込金を返却できないと案内しています。三菱UFJ銀行の振込規定でも、振込先金融機関がすでに振込通知を受信している場合には組戻しができないことがあるとされています。
つまり、銀行へ組戻しを依頼すれば、その場で銀行が相手の口座から強制的に引き出して返してくれるわけではありません。
📌知らない相手なら銀行を通じて手続きを進める
知らない人の口座へ誤送金してしまった場合、自分で相手を探して直接連絡するより、まず銀行を通じて正式な手続きを進めるほうが状況を整理しやすくなります。
銀行へ相談するときに、振込日時や金額、受取人名などをすぐ確認できるよう準備しておきましょう。
⚠️組戻しができなかった場合でも手数料がかかることがある
「返金できなかったなら組戻し手数料も戻るのでは?」と思いやすいところですが、金融機関によっては組戻しが成立しなかった場合でも手数料が返金されません。
三菱UFJ銀行の振込規定では、組戻しができなかった場合でも訂正組戻手数料を返却しないと定めています。みずほ銀行も、受取人の承諾が得られず振込金を返却できなかった場合でも、組戻し手数料は返金しないと案内しています。
そのため、組戻しを依頼するときは、
🔸組戻手数料はいくらか
🔸成立しなかった場合も手数料がかかるか
🔸元の振込手数料はどうなるか
🔸どの方法で返金されるか
を確認しておくと安心です。
🏦口座番号を間違えたら必ず別人へ振り込まれる?
口座番号を1桁間違えたからといって、必ず別人の口座へ入金されるとは限りません。
入力した口座が存在しないなど、振込先情報の不一致によって振込が成立しない場合もあります。
みずほ銀行では、振込先口座情報の相違などによって該当する振込先がない場合、引出口座へ返金されると案内しています。ただし、この場合も振込手数料は返金されません。
一方、入力した番号が偶然実在する別人の口座と一致し、振込が正常に成立した場合は、組戻しが必要になる可能性があります。
💡振込確定画面では、口座番号だけでなく表示された受取人名まで確認することが誤送金防止につながります。
📱ネットバンキングで振込先を間違えた場合も組戻しできる?
ネットバンキングから行った振込でも、組戻しを申し込める金融機関があります。
ただし、申込方法は銀行ごとに異なります。
たとえば三菱UFJダイレクトの場合、インターネットバンキングで行った振込の組戻しはテレフォンバンキングのオペレーター対応となっており、組戻手数料は880円(税込)です。
みずほダイレクトでも、振込完了後の通常の取消・内容変更はできず、返金が必要な場合は組戻しを行う仕組みになっています。
「ネットで振り込んだからネットだけで全部取り消せる」とは限らないため、利用した銀行の組戻し窓口を確認しましょう。
🧾振込ミスを防ぐために確定前に確認したいポイント
組戻しは誤送金後の大切な手続きですが、できれば振込前に間違いを防ぐのが一番です。
振込を確定する前には、
✅金融機関名・支店名
✅口座種別
✅口座番号
✅画面に表示された受取人名
✅振込金額
✅振込指定日
を一度確認しましょう。
特に、初めて振り込む相手や高額な送金では、口座番号だけを見て確定せず、受取人名と金額までセットで確認する習慣をつけておくと安心です。
❓銀行振込の組戻し・誤送金に関するQ&A
Q1.振込先を間違えたことに夜間や休日に気づいた場合はどうすればいいですか?
まずネットバンキングの取引履歴を確認し、振込が「予約中」なのか「完了」しているのかを確認しましょう。予約中で取消可能な状態なら、自分で取り消せる場合があります。
すでに振込が完了している場合は、利用した銀行の組戻し受付方法を確認し、受付可能になったら早めに手続きを進めるのが基本です。銀行によって電話・窓口・インターネットなど受付方法が異なります。
Q2.振込金額の一部だけを組戻ししてもらうことはできますか?
組戻しは、原則として実行済みの振込そのものについて返金を依頼する手続きです。そのため、「10万円振り込んだけれど1万円だけ多かったので、1万円だけ戻してほしい」といった一部金額だけの組戻しには対応できない場合があります。
金額を間違えた場合も自己判断で追加の振込をせず、まず振込元銀行へ相談し、どのような手続きになるのか確認しましょう。
Q3.自分名義の別口座へ間違えて振り込んだ場合も組戻しが必要ですか?
自分名義の口座へ正常に振り込まれているのであれば、必ずしも組戻しが必要とは限りません。資金を利用できる状態なら、必要に応じて正しい口座へ改めて資金を移す方法も考えられます。
ただし、定期預金やローン返済用口座など、自由に資金移動できない口座へ振り込んだ場合は扱いが異なる可能性があるため、利用している銀行へ確認しましょう。
Q4.組戻しを申し込んだ後にキャンセルすることはできますか?
組戻しを依頼した後は、すでに振込先金融機関への照会や受取人への確認が始まっている場合があります。そのため、いつでも自由に組戻し依頼を取り消せるとは限りません。
事情が変わって組戻しが不要になった場合は、できるだけ早く振込元銀行へ連絡し、現在の手続状況と取消可能かどうかを確認しましょう。
Q5.誤送金した相手から直接返金してもらった場合、組戻しはどうすればいいですか?
相手が知人や取引先などで、銀行の組戻しとは別に直接返金を受けた場合は、すでに申し込んでいる組戻しとの重複に注意が必要です。
直接返金された時点で振込元銀行へ連絡し、組戻し手続きがどこまで進んでいるか確認しましょう。返金済みだからとそのままにせず、二重返金などを防ぐためにも銀行へ状況を伝えることが大切です。
📌まとめ|振込先を間違えたら早めに銀行へ組戻しを相談しよう
銀行振込の宛先を間違えてしまった場合、すでに振込が完了していれば、振込元銀行へ組戻しを相談するのが基本です。
組戻しには所定の手数料がかかることがあり、元の振込手数料が返金されない場合もあります。また、すでに受取人口座へ入金されている場合は受取人の承諾が必要になることがあり、返金までの日数も一律ではありません。
まずは振込日時・金額・振込先・受取人名などを確認し、できるだけ早く振込元銀行へ連絡しましょう。
💡**「振込を間違えた=もう戻らない」と決めつけず、取引状況を確認して正式な組戻し手続きを早めに始めること**が、誤送金に気づいたときの重要な対応です。
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