故人のSNSアカウントはどうする?LINE・Xの削除と追悼アカウントの手続きを解説

故人のSNSアカウントはどうする?LINE・Xの削除と追悼アカウントの手続きを解説 ニュース解説・思考整理
故人のSNSアカウントはどうする?LINE・Xの削除と追悼アカウントの手続きを解説

故人のSNSアカウントはどうする?LINE・Xの削除と追悼アカウントの手続きを解説

家族が亡くなったあと、スマートフォンを解約しても
LINEやXなどのSNSアカウントまで自動的に消えるわけではありません。

故人のSNSを「削除する」「追悼アカウントとして残す」ために、
遺族が知っておきたい正式な手続きと必要書類をSNS別に解説します。

故人のSNSアカウントはどうする?LINE・Xの削除と追悼アカウントの手続きを解説

故人のSNSアカウントはどうする?LINE・Xの削除と追悼アカウントの手続きを解説


  1. 📱故人のSNSは「削除」と「追悼アカウント化」のどちらができる?
  2. 💬故人のLINEアカウントを削除する方法
    1. 🔸LINEにログインできる場合
    2. 🔸LINEにログインできない場合
    3. ⚠️LINEを削除する前に確認したいこと
  3. 🐦故人のX(旧Twitter)アカウントを削除する方法
    1. ⚠️家族でもXのログイン情報は受け取れない
  4. 📷Instagramは「追悼アカウント化」と「削除」を選べる
    1. 🔸追悼アカウント化に必要なもの
    2. 🔸完全に削除したい場合
  5. 👤Facebookにも追悼アカウント制度がある
  6. 📋故人のSNS整理はどの順番で進めればいい?
    1. 🔸1.故人が利用していたSNSを一覧にする
    2. 🔸2.残したい写真・投稿・情報を確認する
    3. 🔸3.追悼アカウント化か削除かを決める
    4. 🔸4.必要書類をそろえて公式窓口から申請する
  7. ⚠️デジタル遺品整理では「削除する前」の確認が重要
  8. 💡生前に「SNSをどうしてほしいか」を残しておくと家族が迷いにくい
  9. ❓故人のSNSアカウント整理でよくあるQ&A
    1. 🔸Q1.故人のスマートフォンを解約すればLINEやXのアカウントも消えますか?
    2. 🔸Q2.故人のSNSのパスワードが分からなくても削除できますか?
    3. 🔸Q3.故人のSNSを削除すると写真や投稿も見られなくなりますか?
    4. 🔸Q4.家族なら故人のSNSのパスワードを運営会社から教えてもらえますか?
    5. 🔸Q5.故人のSNSはいつまでに削除・追悼アカウント化すればいいですか?
  10. 📝まとめ|LINE・Xなど故人のSNSは各社の正式手続きで整理しよう
  11. 🔗関連記事|デジタル遺品・故人のスマホ・死後手続きをあわせて確認
    1. 🔸故人のスマホに残された写真・データを確認する方法
    2. 🔸デジタル遺品を遺族が確認・整理するときの注意点
    3. 🔸死後のSNS・契約解約を第三者へ任せる方法
  12. 🔗関連リンク|おひとり様の終活完全ガイド|デジタル遺品・口座凍結・相続・死後手続きを解説
  13. 🔗資産防衛・防衛実務:リスク分離の章

📱故人のSNSは「削除」と「追悼アカウント化」のどちらができる?

故人のLINE、X(旧Twitter)、Instagram、Facebookを整理するとき、最初に確認したいのがそのSNSで「完全削除」と「追悼アカウント化」のどちらを選べるかです。

SNS 追悼アカウント化 故人のアカウント削除
LINE 基本的になし 可能
X(旧Twitter) Facebook型の追悼制度はなし 家族・遺産管理人などから申請可能
Instagram 可能 近親者などから申請可能
Facebook 可能 申請可能

LINEとXは基本的に「削除するか、そのまま残すか」を考えるサービスです。一方、InstagramとFacebookには、投稿や写真を故人の記録として残しながらアカウントを保護する追悼アカウント制度があります。

また、スマートフォンの回線を解約しただけではSNSアカウントまで一括削除されるわけではありません。 LINEもアプリをアンインストールしただけではアカウントが残るため、SNSごとに手続きする必要があります。

まずは「削除したいのか」「写真や投稿を残したいのか」を決め、その後に各SNSの正式な手続きを進めるのが基本です。


💬故人のLINEアカウントを削除する方法

LINEにはFacebookやInstagramのような追悼アカウント制度が基本的にないため、故人のLINEを整理する場合はアカウント削除の手続きが中心になります。

🔸LINEにログインできる場合

削除対象のLINEアカウントを使用できる場合は、メイン端末でLINEを開き、次の順番で操作します。

  1. 「ホーム」を開く
  2. 「設定」を選ぶ
  3. 「アカウント」を選ぶ
  4. 画面下部の「アカウント削除」から手続きを進める

📌LINEアプリを削除しただけではLINEアカウントは消えません。 アカウントそのものを消したい場合は、LINE内の「アカウント削除」が必要です。

🔸LINEにログインできない場合

ログインできない場合は、LINE側へ削除を依頼できるケースがあります。LINE公式ヘルプでは、主に次の2種類の書類が案内されています。

🔸本人確認書類
🔸削除したいLINEアカウントの電話番号について、契約状況を確認できる携帯電話会社発行の書類

本人確認書類と電話番号の契約会社発行書類は、原則として名義人が同一である必要があります。電話番号が契約中なら料金証明書、解約済みなら解約証明書などが具体例です。

必要書類を準備したうえで、LINEのお問い合わせフォームから削除を依頼します。

⚠️LINEを削除する前に確認したいこと

LINEアカウントを削除すると、友だち・グループ・トーク履歴・購入履歴・連動アプリの情報などが削除され、削除後の復元や引き継ぎはできません。

さらに、有料プランによってはLINEアカウントを削除しても自動更新が続くものがあります。契約している有料サービスがないかも先に確認しておきましょう。


🐦故人のX(旧Twitter)アカウントを削除する方法

Xでは、故人の家族や権限のある遺産管理人などが、故人のアカウントについて停止・削除を申請できます。

基本的な流れは次のとおりです。

  1. Xの故人向けアカウント削除フォームを開く
  2. 申請者と故人との関係を選択する
  3. 故人のXユーザー名や氏名などを入力する
  4. 申請を送信する
  5. Xから届くメールに従って必要書類を提出する

X公式ヘルプでは、確認資料として、

🔸故人に関する情報
🔸申請者の身分証明書のコピー
🔸故人の死亡証明書のコピー

などが案内されています。虚偽や無断申請を防ぐため、申請しただけで直ちに削除されるのではなく、X側の確認手続きが入ります。

Xには、故人のアカウントについて専用の申請フォームも用意されています。

X「亡くなられたユーザーのアカウント」公式案内

⚠️家族でもXのログイン情報は受け取れない

Xは、故人との関係にかかわらず第三者へアカウントのログイン情報を提供しないと案内しています。

そのため、「家族なのでパスワードを教えてもらう」のではなく、故人用の正式な申請窓口を利用してアカウントの停止・削除を進めます。


📷Instagramは「追悼アカウント化」と「削除」を選べる

Instagramでは、故人のアカウントについて追悼アカウント化または削除という選択肢があります。

追悼アカウント化すると、プロフィールに故人を偲ぶアカウントであることを示す表示が付きます。写真や動画などは従来の公開範囲で残り、追悼アカウントには誰もログインできなくなります。

「写真や投稿を家族・友人の思い出として残したい」という場合は追悼アカウント化、「アカウントそのものを残したくない」という場合は削除という選び方ができます。

🔸追悼アカウント化に必要なもの

Instagramでは、追悼アカウント化の申請時に死亡を確認できる資料が求められます。申請内容に応じて、死亡記事など故人が亡くなったことを確認できる情報を準備します。

🔸完全に削除したい場合

確認された近親者であれば、故人のInstagramアカウントの削除を申請できます。

完全削除では、申請者が近親者であることや故人・遺産を代表する権限などを確認するため、状況に応じて、

🔸故人の出生証明書
🔸故人の死亡証明書
🔸故人や遺産を法的に代表する権限を証明する書類

などの資料が求められます。追悼アカウント化と完全削除では必要な確認が異なるため、最初にどちらを希望するか決めてから申請するとスムーズです。


👤Facebookにも追悼アカウント制度がある

Facebookも、故人のプロフィールを「追悼アカウント」として残せる代表的なSNSです。

追悼アカウントになると、故人の名前の横に追悼を示す表示が付き、故人が生前に公開していた写真や投稿などは、それまで設定されていた公開範囲で残ります。

さらに、追悼プロフィールは「知り合いかも」などのおすすめ、広告、誕生日のお知らせといった場所に表示されない仕組みになっています。

Facebookでは生前に「追悼アカウント管理人」を指定する仕組みもあり、指定された人は追悼プロフィールについて認められた範囲の管理を行えます。

一方、故人のアカウントを完全に削除することも可能です。

削除を希望する場合は、死亡証明書など故人の死亡を確認できる資料や、申請者の権限を確認できる資料を準備して正式な窓口から申請します。


📋故人のSNS整理はどの順番で進めればいい?

複数のSNSを利用していた場合は、次の順番で整理すると必要な情報を消してしまう失敗を防ぎやすくなります。

🔸1.故人が利用していたSNSを一覧にする

スマートフォンやパソコン、メールなどからLINE、X、Instagram、Facebookなど利用していたサービスを確認します。

🔸2.残したい写真・投稿・情報を確認する

アカウント削除後は取り戻せないデータがあります。家族写真、動画、故人の作品、仕事関係の情報など、残す必要があるものを先に確認します。

🔸3.追悼アカウント化か削除かを決める

InstagramやFacebookなら追悼アカウント化という選択肢があります。故人の希望が残されている場合は、その内容も確認します。

🔸4.必要書類をそろえて公式窓口から申請する

死亡証明書、申請者の本人確認書類、故人との関係や権限を確認する資料など、SNSごとに必要なものを準備します。

📌LINE、X、Instagram、Facebookで必要書類や申請資格は同じではありません。 必ず申請するサービスの公式案内を確認して手続きを進めましょう。


⚠️デジタル遺品整理では「削除する前」の確認が重要

故人のSNSを整理するときは、すぐにアカウント削除を進めるのではなく、残しておく必要のある情報がないか確認しておきましょう。

たとえば、

✅家族写真や動画が残っていないか
✅仕事・事業に関係するアカウントではないか
✅有料サービスやサブスクリプションと連携していないか
✅SNS経由で利用している別サービスがないか
✅故人の作品や記録を残したい家族がいないか

などを整理してから、削除・追悼アカウント化を選ぶとスムーズです。

特に「SNSアカウントでログイン」を利用している外部サービスがある場合、先にSNSを整理すると別サービスの確認が難しくなることがあります。SNSだけを見るのではなく、故人のデジタルサービス全体を確認してから順番を決めるのがポイントです。

特にLINEは、アカウント削除後にデータを復元できません。InstagramやFacebookについても、残したい投稿や写真があるなら、削除を申請する前に家族で方針を確認しておくと安心です。


💡生前に「SNSをどうしてほしいか」を残しておくと家族が迷いにくい

デジタル遺品対策は、亡くなった後だけの問題ではありません。

自分のSNSについて、

🔸削除してほしい
🔸写真や投稿は残してほしい
🔸追悼アカウントにしてほしい
🔸仕事用アカウントは特定の人へ対応を相談してほしい

といった希望を、エンディングノートなどへ記録しておく方法があります。

Facebookのように、生前に追悼アカウント管理人や死後の削除について設定できるサービスもあります。

Googleにも「アカウント無効化管理ツール」があり、一定期間アカウントが使用されなくなった場合に、指定した相手へ一部データを共有するなどの設定が可能です。

最低限、**「利用しているSNS」「アカウント名」「死後は削除するか残すか」**をエンディングノートなどにまとめておけば、家族がゼロから利用サービスを探す負担を減らせます。


❓故人のSNSアカウント整理でよくあるQ&A

🔸Q1.故人のスマートフォンを解約すればLINEやXのアカウントも消えますか?

いいえ。携帯電話の回線契約を解約しても、LINEやX(旧Twitter)などのSNSアカウントが自動的に削除されるわけではありません。

スマートフォンの回線解約、端末の初期化、アプリのアンインストール、SNSアカウントの削除はそれぞれ別の手続きです。故人のSNSを整理する場合は、利用していたサービスを確認し、SNSごとに削除や追悼アカウント化の手続きを進めます。

🔸Q2.故人のSNSのパスワードが分からなくても削除できますか?

サービスによっては、パスワードが分からなくても遺族などから削除を申請できます。

Xでは家族や権限のある遺産管理人などから故人のアカウント削除を申請できます。LINEでもログインできない場合に、条件を満たして必要書類を提出することで削除を依頼できるケースがあります。

「パスワードが分からない=アカウントを整理できない」とは限らないため、各SNSが用意している故人向け・ログイン不能時の正式な手続きを確認しましょう。

🔸Q3.故人のSNSを削除すると写真や投稿も見られなくなりますか?

完全削除すると、SNS上に保存されていた写真・動画・投稿などを後から確認できなくなることがあります。

家族写真、故人が残した作品、仕事関係の情報など、保存したいデータがないか削除前に確認しておくことが大切です。

InstagramやFacebookには追悼アカウントとして残す方法もあるため、写真や投稿を残したい場合は、完全削除だけでなく追悼アカウント化も選択肢になります。

🔸Q4.家族なら故人のSNSのパスワードを運営会社から教えてもらえますか?

基本的には、「遺族だから運営会社からパスワードを受け取ってログインする」という仕組みではありません。

たとえばXは、故人との関係にかかわらず第三者へログイン情報を提供しないと案内しています。

故人のSNSを整理するときは、パスワードの開示を求めるのではなく、家族・近親者・遺産管理人などとして各SNSの正式な削除・追悼手続きを利用するのが基本です。

🔸Q5.故人のSNSはいつまでに削除・追悼アカウント化すればいいですか?

故人のSNSについて、すべてのサービスに共通する一律の手続期限があるわけではありません。そのため、急いで削除するより、必要なデータや連携サービスを確認してから手続きを進めることが重要です。

写真や動画だけでなく、SNSアカウントを使ってログインしている外部サービスが残っていることもあります。

利用していたSNSの確認→必要なデータの確認→削除・追悼の方針決定→必要書類の準備→正式申請の順番で進めると、デジタル遺品を整理しやすくなります。


📝まとめ|LINE・Xなど故人のSNSは各社の正式手続きで整理しよう

LINEやX、Instagram、FacebookなどのSNSアカウントは、利用者が亡くなっただけですべて自動的に消えるわけではありません。

LINEではアカウント削除、Xでは遺産管理人や家族などからの削除申請、Instagram・Facebookでは追悼アカウント化や削除と、サービスによって選択肢や必要書類が異なります。

大切なのは、スマートフォンを解約・初期化することと、SNSアカウントを整理することは別の手続きだと理解しておくことです。

まず故人が利用していたSNSを確認し、写真・投稿・仕事上の記録など残しておきたいデータがないかを整理したうえで、各サービスの公式窓口から手続きを進めるとよいでしょう。

手続きの順番は、利用SNSの確認→残したいデータの確認→削除・追悼の選択→必要書類の準備→各社の公式窓口から申請と考えるとわかりやすいでしょう。

特にLINEは削除後に復元できず、Xは家族であってもログイン情報を提供してもらうことはできません。Instagram・Facebookでは追悼アカウントという選択肢もあるため、各サービスの違いを理解したうえで、故人や家族の希望に合った方法を選ぶことが重要です。


🔗関連記事|デジタル遺品・故人のスマホ・死後手続きをあわせて確認

🔸故人のスマホに残された写真・データを確認する方法

SNSアカウントを整理する前に、故人のスマートフォンへアクセスできない場合の対応も確認しておきましょう。パスコードが分からないときの写真やデータの扱いを解説しています。

👉故人のスマホのパスコードが分からないときは?写真・データを救出する方法

🔸デジタル遺品を遺族が確認・整理するときの注意点

写真やクラウドデータなど、故人が残したデジタル遺品を遺族がどこまで確認できるのかを知りたい場合に関連性の高い記事です。SNS削除前のデータ整理とあわせて確認できます。

👉デジタル遺品を遺族が見るのは違法?写真・クラウドデータの消去と形見分けを解説

🔸死後のSNS・契約解約を第三者へ任せる方法

おひとり様など、死後にSNSや各種サービスを整理してくれる家族がいない場合は、死後事務委任契約も重要です。
葬儀や納骨だけでなく、死後に必要となる解約手続きを第三者へ任せる仕組みを確認できます。

👉死後事務委任契約とは?葬儀・納骨・解約手続きを第三者へ任せる方法と注意点


🔗関連リンク|おひとり様の終活完全ガイド|デジタル遺品・口座凍結・相続・死後手続きを解説

おひとり様の終活で必要な準備を完全解説。

デジタル遺品、ネット銀行の口座凍結、暗号資産、スマホ・SNS、身元保証、任意後見、死後事務委任、遺言、相続、孤独死後の賃貸手続きまで、
身寄りがない人が元気なうちに備えたい重要ポイントをまとめます。

👉おひとり様の終活完全ガイド|デジタル遺品・口座凍結・相続・死後手続きを解説


🔗資産防衛・防衛実務:リスク分離の章

故人のSNSやデジタル遺品を適切に整理することは、個人情報や契約、デジタル資産を死後まで放置しないための防衛実務にもつながります。
相続・契約・財産管理を含め、資産を守るための仕組みを広く確認したい場合はこちらも参考になります。

👉資産防衛の方法|不動産・税金・インフレからお金を守る実務とリスク分離の考え方を徹底解説

故人のSNSアカウントはどうする?LINE・Xの削除と追悼アカウントの手続きを解説

故人のSNSアカウントはどうする?LINE・Xの削除と追悼アカウントの手続きを解説

コメント

タイトルとURLをコピーしました