🛠 GDevelop(無料ソフト)で放置ゲームを作る手順【初心者向けゲーム制作入門ガイド002】
GDevelop を使って無料で放置ゲーム(戦闘は自動進行、育成要素あり)を作る具体的な手順 を、必要な作業や素材も含めて整理します。

無料でゲームを作る手順
🛠 GDevelopで放置ゲームを作る手順
1. GDevelopの準備
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公式サイトから無料でダウンロード
👉 https://gdevelop.io/ -
インストール後、新しいプロジェクトを作成
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テンプレートを使うと簡単(例:空の2Dゲームテンプレート)
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2. 必要な素材の準備
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キャラクター(プレイヤー)画像
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AI生成(Stable Diffusion等)で作るのもOK
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PNG 透明背景推奨
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敵キャラクター画像
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同じくAI生成やフリー素材
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背景画像
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PNGやJPG
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UI素材
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コインアイコン、スキルアイコン、ボタン画像など
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ポイント:最初は「四角や丸」で仮素材でもOK。ゲームの動作確認が優先。
3. プレイヤーキャラクターの設定
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「プレイヤー」オブジェクトを作成
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スプライトを追加(素材画像)
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自動攻撃イベントを作る
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GDevelop の「イベント」タブで設定
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例:1秒ごとに敵にダメージを与える
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条件 → タイマーが1秒経過
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アクション → 敵のHPを減らす
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4. 敵キャラクターの設定
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敵オブジェクトを作成(スプライト)
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移動の設定
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例:右から左に移動
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HP設定
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敵のHP変数を作る
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HPが0になったら消滅&コインドロップ
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5. コイン・経験値の取得
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敵を倒したらコインを生成
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敵オブジェクトの消滅イベントに「コイン生成」アクションを追加
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プレイヤーに変数(コイン)を追加
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コイン取得時に加算する
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6. レベルアップ・スキル選択
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プレイヤーに「経験値」変数を追加
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敵を倒したら経験値を加算
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経験値が一定値に達したらスキル選択画面を表示
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シーン遷移 or UIパネルでスキルボタンを表示
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選択したスキルを変数に保存
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7. ステージ進行
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敵の波を順番に生成
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Waveごとに敵のHPや数を増やす
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「次のステージに行く」ボタンや自動遷移を作る
8. デバッグ・テスト
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GDevelop の再生ボタンで動作確認
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「敵が攻撃される」「コインが増える」「レベルアップする」まで一通りチェック
9. 出力(Windowsアプリ or ブラウザ)
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「プロジェクトをエクスポート」
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Windows用 → exeに出力
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Web用 → HTML5で書き出し(ブラウザでプレイ可能)
まとめ:必要な材料と作業
| 材料 | 作業内容 |
|---|---|
| キャラクター・敵画像 | PNG生成・スプライト追加 |
| 背景 | PNG/JPG配置 |
| UI素材 | コイン・スキル・ボタン画像 |
| 変数・タイマー | コイン・経験値・HP・自動攻撃管理 |
| GDevelop イベント | 自動攻撃・敵HP減少・コインドロップ・レベルアップ・スキル選択 |
| ステージ設計 | Waveごとの敵配置・強化調整 |
💡 ポイント
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最初は仮素材で動作確認 → 後からAI生成の高品質画像に差し替え
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GDevelop の「イベント」機能だけで放置ゲーのロジックは十分作れる
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プログラミング知識不要、パズル感覚で組み合わせられる
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